徒然なるままに

オタクくんの日記

New ふつかめ

信じられないほど昔に書いていたことを思い出して蓋を開けました。
5年前の自分、マジでキモくて笑う。非公開になっているので見れません。見るな。

 

というわけで、なんでまたブログなんか書こうと思ったかというと、
父親が脳梗塞になったからです。

 

なんでもできる人がある日突然何もできない人になりました。そんな話。

 

この間。用事で少し家を空けていた時に祖母から連絡がきました。父が緊急搬送されたから帰って来てほしいと。いろいろな人に頭を下げて電車に飛び乗りました。電車を降りて、バスに乗って、連絡をもらった病院に向かうと、そこには変わり果てたと言っても過言ではない父の姿がありました。生きてますけど。あれは生きていると言っていいのでしょうか。わかりません。さすがのわたしもショックで泣きながら病院を出ました。
正直出先から戻る段階で決めていたのでアレですが、これはさらに家にいても仕方がないな、と思ってその日のうちに出先へとんぼ返りしました。
次の日、友人たちには「ちょっと入院することになったけど大丈夫」と伝えました。ごめんね。でも入院してるという点で嘘はついていないので許してほしい。
それから数日間、何事もなかったかのように過ごしました。家に帰ってからも、どこか現実ではないんじゃないか? ある日父が普通に帰ってくるんじゃないか? なんて考えたりなど、これを書いている今でもします。ありえないと、頭のどこかではわかっているんですけどね。
詳しい病状は正直把握できていませんが、左半身が不随になってしまったようです。動かないんですね、左手と左足が。それ以外はよくわかりません。搬送されてすぐに会ったので意識も朦朧としてたし、反応もないし、多分わたしをわたしだと認識してないんだろうなと思いました。そうなっちゃうんですねえ。こわいね。
ここまでが今わかっている事実の話。わたしの家、結構エラいことになっています。

 

あれから一週間ほど経ち、意外と早く一般病棟に移ることができ、明日、というか今日、面会に行きます。めちゃくちゃ怖いしめちゃくちゃ行きたくない。本音は。
なんでもできた人が何もできなくなっている姿を見るの、マジで地獄すぎる。精神衛生上よくなさすぎ。娘のあなたが行くのが一番いいからってさあ、いやわかるけど。
父は緊急搬送時にわたしがべしょべしょに泣きながら書いたメモを看護師の方に読んでもらって嬉しそうにしてるらしいです。わかるんかな。それを聞いたときはちょっと泣いた。ちょっとね。
そういう話をされると行くしかないかあと思いますが、キツいもんはキツい。間違いない。みんな、脳の病気はヤバいから、絶対に生活習慣見直したほうがいいよ。父は搬送時にめちゃくちゃ不健康だったことが発覚しました。何も知らなかったなあ。
家族のこと、知ってるようで何も知らないから絶対そういう話をしといたほうがいいし、人間ドックには行かせたほうがいい。父は行ってたけど。

 

父は本当に博識で何でもできる人で、聞きたいことがたくさんありました。
機械のこと、料理のこと、音楽のこと、車の運転のときにはしばらく助手席に乗ってもらって練習したいと思ってたし、面接練習もやりたかった。
もう何もできないなあ。
もっと一緒にいろいろやりたかった。

 

なんか死んだみたいじゃね?死んでないよ。
実は意外とまだいろいろできるのかもしれない、を祖父母は信じているけどわたしは全く信じていないのでこういう感想になってしまうのかもしれない。
薄情なのかな。でもあれを見て奇跡なんか信じられないよなあ。
この世はね、ろくでもないので。

 

というわけで、初めて(?)の面会に行く前に書いておきたいと思ったのでめちゃくちゃ勢いで書いてますがここらで。
みんなが見つけることはないと思うので、時期を見ていろんなSNSにリンク貼ってまわろうかなと思っています。
これから毎日、わたしは面会に行かないといけないそうなので、頑張って毎日書こうと思うけどそんなに書くこともなさそうだから印象に残った日だけ書くと思います。
あと普通にわたしの趣味の話とかもしたい。こんなしんどい内容だけじゃなくて明るい話もしたいよね。ライブにも行ったし。相棒も始まったし。

 

というわけで。また。